新規性調査の検索戦略のポイント

 

新規性調査なので、発明特定事項がすべて含まれる文献を調査した。

複数の観点で式を作成し、多観点に合致する関連性が高いFI、Fタームを抽出して複数の集合を作成した。

適切な特許分類がない発明特定事項についてはキーワードで検索を行い、キーワードによる検索漏れを防ぐため、同義語、類義語を追加した。

分類による漏れを防止するためにKW集合を作成

ノイズを防止するために、近傍検索を用いた。

分類の付与ミスによる検索漏れを防止するためにキーワードのみの集合を加えた。

スクリーニング上の工夫

 

上記をまとめると、こんな感じかな。

 新規性調査であることから、全ての発明特定事項(a,b,c)が含まれる文献を調査した。

 検索においては、○○と○○の●つの観点から検索式を作成した。そして、各観点に合致するFI、Fタームを抽出した。適切な特許分類がない構成要素については、キーワードで検索を用いた。また、漏れを防ぐために、KW1,KW2等の同義語・類義語を追加した。また、ノイズを防止するために、近傍検索も用いた。

 分類の付与ミスによる検索漏れを防止するためにキーワードのみの検索式を作成した。

 スクリーニングの際には、○○のみが記載されている文献はノイズとして扱い、○○の記載があるものに絞り込んだ。

○○については文献中で様々な表現がされていたため、特に注意してスクリーニングした。